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CMSでは日本初!「総務省推奨 ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」認定、ワンソース・マルチデバイス対応『KAM』

業務用CMSでは「誰もが使いやすいこと」「どんな環境の人へも情報を同時に提供できること」「安定したサービスが安全に提供されること」が求められます。 1000種類以上の機能を備えながら、そうしたニーズに応えるCMSサービス『KAM』を提供する、株式会社アイテックジャパンの代表取締役社長 飯田幸彦氏にお話を伺いました。

――「KAM(カム)」とは、どういったサービスですか。

「KAM」は「ケータイ・アド・マーケティング」の略で、元々はテキストや画像を、日本の携帯電話のブラウザに表示できるように変換するコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)として作られたサービスです。

企業でパソコン向けのウェブサイトでの情報発信が当たり前のこととして浸透していく中で、PCのブラウザにも対応し、その後、全携帯電話、iPhoneやAndroidなどの全スマートフォン、iPadなどの全タブレット、PC、そして最近では、スーパーなどでもよく見かけるようになったデジタルサイネージ(電子広告画面)など、インターネットに接続したブラウザが表示できるものには、すべて対応したCMSとなっています。

サイト作成画面サンプル

「KAM」はまた、開発ツールでもあります。たとえば会員データベース作成や表示画面との連動・連携も、アンケート画面作成も、管理画面上のボタンをクリックするだけで簡単にできます。

コンテンツデータは、従来、携帯電話用、PC用、メールマガジン用と別々にデザイン、作成されて、それを同時に発信することがなかなか難しく、手間や人手もかかるものでした。 それを「KAM」では、ひとつの情報を入力すれば、それぞれの表示に自動的に合わせて発信することができるようにしています。ひとりでも簡単に、同時にそれぞれの形に合った情報発信をすることが可能です。

――このサービスが誕生したきっかけは何でしょうか。

アイテックジャパンでは、1997年よりインターネット関連のビジネスに取り組んでいます。当時は企業専用のセキュアサーバをレンタルしており、その延長線上のサービスとしてグループウェアも提供していました。

1999年にNTTドコモのiモードサービスが登場したことをきっかけに、モバイル端末用のソフトウェア開発に目を向け、携帯電話向けサイトを作れるCMSの開発を開始しました。

当時は携帯電話向けサイトを作る際、キャリアごとに大きく表示が変わり、また同じキャリアでも機種によって表示が異なるため、それぞれに最適化するのは大変です。そこで、ひとつのデータを自動変換して、それぞれの携帯機種に合った形に表示できるようにしました。そして現在では、上記でお話したブラウザが使えるすべてのデバイスに自動変換する、ワンソース・マルチデバイス対応のCMSを提供できるようになりました。

現在でも各種デバイスに即座に対応するために、技術開発陣には多くのリソースを割いています。

――携帯専用CMSやメール配信など、各機能を単体で見れば他社サービスの方が優れている点もあるかと思います。そういった点を超えた「KAM」の最大の特長とは何でしょうか。

まず、先ほども申し上げた「ワンソース・マルチデバイス」への対応度の高さが、他社との大きな違いであり、特長でしょう。 現在流通している携帯電話にはもちろん全機種対応しており、iPhone、Android携帯、さらにiPadなどの全タブレットにも対応しています。またPC用にも、デザイン面などでしっかり対応しており、かなりリッチなページを作成することができます。しかもそれを、外部からは同じURLでアクセスして、各デバイスに最適化した状態で見ることができます。

また、デジタルサイネージへの対応については、データベースとの連携機能が初めから備わっているので、今までの一方的な告知・表示だけでなく、たとえば小売店などでサインボードの液晶画面をご覧になった方が、携帯電話で二次元バーコードを読み取り、携帯サイトへアクセスしてクーポンとして利用するなど、双方向性のあるサービスが可能です。その際に、顧客に携帯メールアドレスを登録していただいて、店舗の会員として次のセール情報などを配信することもできます。

マルチデバイス対応 概念図

こうした情報発信をエンドユーザーである現場の方が、簡単な操作でできるということも大きな特長です。デザインについては、決まったフォーマットを弊社が既に提供しているので、作り込みの必要がありません。それに、ワンソース・マルチデバイス対応であることの強みを生かして、スーパーマーケットでタイムセールの告知を、店員さんがご自身の携帯電話から登録し、同時に店内のデジタルサイネージへの表示、会員へのメール配信をする、といった使い方も、操作が簡単であるがゆえの活用方法のひとつでしょう。

操作が容易でありながら、大きく分けて約300種類以上、詳細に見ると約1000種類の機能が備わっている、これが「KAM」の大きな強みです。

アンケート作成画面サンプル

ワンソース・マルチデバイスと並ぶ大きな特長として、セキュリティとリスクマネジメントに対する弊社の取り組みによって、「KAM」サービスは安全に、安心してご利用いただけるという点が挙げられます。

まず、セキュリティについては、元々セキュアサーバを運用していたという実績に基づいて、個人情報保護に関してはプライバシーマーク取得、各種情報資産に関してはISMS認証を取得しており、また弊社独自の特許技術であるVPSL(バーチャル・プライベート・セキュア・ライセンス)システムも併せて運用することで、電子的にも物理的にも強固なセキュリティをもって、サービスを提供しています。 また、そのセキュアな状態を保つために、脆弱性検査を毎週必ず実施しています。

リスクマネジメントについては、BCP(事業継続計画:事故・災害発生時に重要事業を継続させ、速やかに通常に回復させるための対応策)を策定し、99.9%サービス提供を継続するというSLA(サービス品質保証契約)を取り交わしています。

こうした取り組みによって「KAM」は、CMSのサービスとしては日本初の「ASP SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定を受けています。

先の東北地方太平洋沖地震の際も、全データセンターの設備、ネットワーク、その他サーバ類についても、すべて問題なく稼働し、サービスを提供し続けていました。また、万が一都内のデータセンターが津波で水没してしまっても、北陸のデータセンターに自動的に切り換えるODMというシステムもあります。

――具体的には、どのような業界で、どのように利用されているのでしょうか。

ある自治体での例ですが、地域内の全小中学校のサイトを「KAM」でマルチデバイス対応にされています。 学校から保護者への緊急連絡など、ほぼ全員が携帯電話などのモバイル機器を持っているので、大変役に立っているとのことでした。 昨年、インフルエンザが猛威をふるった時にも、その自治体では30分ですべての保護者へ緊急連絡が届きましたが、隣の地域では従来通りの電話連絡だったので、情報が行き渡るのに2日間かかり、大変困っていたということがあったそうです。 また、アドレス登録も保護者本人の意思でできるので、最近のリストが作りにくくなっている状況では、学校としても楽でよいとおっしゃっていました。

また、先ほど挙げたように、小売業種で会員だけが使えるクーポンを配ることで、売上に大きな効果を出した、と喜んでいただいている声が多いです。広告解析を利用して、マーケティング戦略に活用されたり、コンテンツデータベースを利用して、各ページを自動生成されたりするところなどもあります。

営業部隊がカタログ代わりに、iPadなどの端末を持って利用する、といったことも可能です。店舗にせよ、外回りの営業にせよ、情報の提供だけではなく、お客様の前ですぐ社内在庫などの状況が確認できるのは、「KAM」の多機能の成せる技です。

それから対顧客ではなく、企業内の情報共有のための利用方法として、工場での活用という例もあります。 その企業は先進的で、従来からPHS端末を社員に渡して、ラインの停止や受発注量の増減など、すばやい対応が迫られる場合に連絡をしていたそうですが、意外と作業中には見てもらえない。ラインで操業中であるとか、電話応対中であるとか、後で見ておこう、となってしまっていたそうです。 それを、各部門にデジタルサイネージを置いたり、デスクワークであれば卓上にフォトフレームを置いたりして、緊急時にはアラートが音付きで表示されるようにしたところ、対処が格段に早くなったということでした。

――さまざまな利用例がある中で、エンドユーザーとなる企業の方には、インターフェースはどのように評価されているのでしょうか。個別にカスタマイズされるのですか。

ほとんどのお客様には、そのままお使いいただいていますが、カスタマイズをする場合もあります。 ある女子高生向けの携帯サイトの運営企業から、投稿された画像を公開していいかどうかを管理者側でチェックするためのインターフェースを依頼された、というのも一例ですね。

最近ニーズが高まっているTwitterとの連動については、もう機能追加済みです。Facebookについては、ご利用いただくエンドユーザーの側で、まだ需要がないのでこれからですが、ニーズがあれば、すぐに対応できる状態です。

カスタマイズについては、インターフェース以外でのご要望が多いです。 たとえば、小売業で、レジの機能は従来のものから簡単には変更できないのでデータを連携してほしい、あるいは、お客様企業のセキュリティポリシーで、データベース上の個人情報は外部サーバには出せないので、それを内部に保持したままコンテンツ発信を行いたい、といったご要望には、別途開発のうえで対応してきています。

――OEMでのサービス提供という形をとられていますが、サポートについてはどのように行われていますか。

直接契約したOEM先へは、365日24時間無休で各システムの迅速な障害サポート対応をしております。 OEM先企業はシステム開発、制作会社、広告・広報代理店など、さまざまですが、システム開発会社でしたら技術者が専門知識をもって対応しますし、企画や制作などに携わっておられる企業であれば、エンドユーザーとなる企業がどのようなことをお求めか、詳しく伺いながら対応しています。

――導入コストや運用コストのパフォーマンスについて、どのようにお考えですか。

具体的な数字は、OEM先のお客様のこともありますので申し上げられませんが、OEM先企業の方からは「KAMを使うようになって管理が楽になった」とよくお聞きします。 また全デバイスに対応したサイトが一度に作れるので、制作費が下がり、「どういう情報を発信すべきか」「アクセス解析結果の分析はこうするとよい」といった、よりコンサルティングに近い領域で、高い利益を出すことができる、という声もいただきます。

ある大学では、すでにPC用サイトと携帯サイト、携帯メールなどへの情報発信に「KAM」をお使いだったのですが、「KAM」がスマートフォンにも対応していることを知らなかったそうです。iPhoneを皮切りに学生がスマートフォンを使う率が高くなり、別の開発会社に、スマートフォン対応の開発依頼をしたところ、数千万円クラスの見積もりが返ってきて、困ってOEM先へ相談され、すでにその機能が備わっていることが分かり「数千万円浮いた!」と(笑い)。

エンドユーザー様からは「今までデバイスごとに別々に担当者がいて、変更箇所が反映されていない部分がある、といったことが多かったが、ひとりで集中管理できるようになり、ヒューマンエラーがなくなった」と喜んでいただいております。

アイテックジャパン 飯田幸彦氏
株式会社アイテックジャパン 代表取締役社長
飯田 幸彦氏

――最後に「KAM」というサービスを、特にどういったことでお悩みの企業にお勧めしたいと思われますか。

先ほども申し上げましたが、弊社は基本的には開発と技術支援に特化して、このサービスを提供しています。 ウェブの企画会社、制作会社で、プログラム開発までは手が回らないというところや、コンテンツの内容や出し方、タイミングなどをアドバイスする立場の方、制作費を抑えたい、とエンドユーザー企業から相談を受けている方には、特にお勧めしたいですね。

また、デザインのカスタマイズをご希望の代理店などの企業様には、弊社関連会社の制作会社が対応することもできます。

ぜひ、お気軽に弊社ホームページよりお問い合わせください。

――本日はありがとうございました。

会社概要

社名 株式会社アイテックジャパン
URL http://itec.ad.jp/
所在地 〒105-0021
東京都港区東新橋 1-10-1 東京ツインパークス レフトウィング701
TEL 03-5537-5853
事業内容 モバイルSaaSおよびセキュアサーバの企業向け提供

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